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イベント企画・運営

2018.12.20

これから20年のNPO活動と中間支援組織の役割を改めて考える

「復興から学ぶ市民参加型のまちづくり-中間支援とネットワーキング」発刊記念シンポジウム
これから20年のNPO活動と中間支援組織の役割を改めて考える

 

特定非営利活動促進法が制定されてから20年が経過しました。その間、NPOやNPOを取り巻く環境は大きく変わりました。2011年の東日本大震災は、その大きなターニングポイントとなりました。それに合わせてNPOを後押しする中間支援の姿も変わりつつあります。本シンポジウムは、これからの中間支援に焦点を当てて、公益活動を担うパネリストが参加者とともに語り合います。

 

日 時:2019年1月23日(水)18:30~20:30(開場 18:15)
会 場:みやぎNPOプラザ第一会議室(〒983-0851 仙台市宮城野区榴ヶ岡5番地)
定 員:40名(要申込)
参加費:2,000円(書籍代含む)※大学生以下無料

 

【パネリスト】
石井大一朗(宇都宮大学地域デザイン科学部コミュニティデザイン学科准教授)
佐々木秀之(宮城大学事業構想学群地域創生学類准教授)
矢部寛明(認定NPO法人底上げ理事長/東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科専任講師)
桃生和成(一般社団法人Granny Rideto代表理事/東北文化学園大学非常勤講師)

 

【コーディネーター】
江川沙織(認定NPO法人底上げスタッフ)

 

【プログラム】
1.書籍の解説
2.記念シンポジウム
3.フロアトーク
4.フリータイム

 

主 催:一般社団法人Granny Rideto

 

【申込・問合せ】
一般社団法人Granny Rideto
Mail:info@grannyrideto.com
Tel :080-9638-9852

 

石井大一朗(いしい・だいいちろう)
宇都宮大学地域デザイン科学部コミュニティデザイン学科准教授
1972年名古屋の下町商店街、大須生まれ。設計事務所勤務後、阪神淡路大震災が契機となり、まちづくり会社を設立するとともに、慶應義塾大学大学院でコミュニティ政策を学ぶ。その後、神奈川県を中心に在宅福祉のまちづくり活動の支援を行う認定NPO法人市民セクターよこはまの理事として、協働に関する委員や、食事サービス連絡会の事務局等を担う。また横浜市市民活動センター副センター長等を担い、NPOやボランティア支援に従事。東日本大震災後は、岩手県大槌町や福島県二本松市においてNPO活動や地域交流拠点づくり支援に5年間従事。2015年宇都宮大学着任。2013年〜2015年ヨコハマアートサイト審査員。2児の父、趣味は、地域資源起こし、まち歩き、保護者会活動、SUP、娘とギュー。一般社団法人とちぎ市民協働研究会副代表理事、認定NPO法人市民セクターよこはまシニアフェロー。

 

佐々木秀之(ささき・ひでゆき)
宮城大学事業構想学群地域創生学類准教授
1974年仙台市生まれ。大学卒業後、専門商社勤務となり、首都圏を中心とする営業活動に従事。2年間の商社勤務を経て、仙台市に戻り、議員秘書を6年間務める。2006年、東北学院大学大学院に社会人入学。東北をフィールドとする地域開発研究に取り組む。この間、仙台駅東地区におけるまちづくり、地域コミュニティ形成に従事。2011年3月11日、東日本大震災が発生。以後5年間、復興支援活動に従事。社会起業家育成(内閣府・仙台市・石巻市)、復興まちづくり計画策定(亘理町荒浜地区)、復興地元学事業(仙台市宮城野区)、NPO・住民自治組織支援(仙台市宮城野区、亘理町)、コワーキングスペースの設置運営(仙台市・石巻市)等に取り組む。2016年4月より現職。

 

矢部寛明(やべ・ひろあき)
認定NPO法人底上げ理事長/東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科専任講師
1983年生まれ。高校卒業後、一年間オーストラリア留学。その後、早稲田大学文化構想学部入学(23歳入学27歳卒業)。環境問題を訴えママチャリ日本縦断など、社会問題の喚起に奔走する。東日本大震災以降、就職予定だった会社の内定を辞退し気仙沼での活動を開始。気仙沼を拠点としたNPO法人「底上げ」を創設。2016年団体は気仙沼で初の認定を取得。現在は東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科で教鞭をとりながら二足のわらじで活動中。

 

桃生和成(ものう・かずしげ)
一般社団法人Granny Rideto代表理事/東北文化学園大学非常勤講師
1982年仙台市生まれ、いわき市育ち。岩手大学人文社会科学部卒業。宮城大学大学院事業構想学科空間デザイン領域博士前期課程修了。大学時代、地域通貨とごみ拾い活動を組み合わせた「シネマ・ストリート・プロジェクト」に参加し、市民活動に出会う。2008年、NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター入職。多賀城市市民活動サポートセンター長を務めたのち、独立。利府町まち・ひと・しごと創造ステーションtsumikiディレクター(2016年~)、シェア型複合施設THE6ディレクター(2016年~)。

 

江川沙織(えがわ・さおり)
認定NPO法人底上げスタッフ
1983年仙台市生まれ。横浜市立大学商学部在学中1年間休学し、アジア一人旅、モンゴルへの植林ツアー等に参加し「社会を良くするお金の循環」に興味を持つ。大学卒業後、中央労働金庫に入職。2011年3月末に退職し地元である仙台にUターンし、(公財)地域創造基金さなぶりにて助成事業に従事。2016年より底上げに参画。若者が新しい事にチャレンジできる意欲と環境の醸成が東北をより良くすると信じて活動中。

 

「復興から学ぶ市民参加型のまちづくり-中間支援とネットワーキング」
被災地の持続可能な発展に必要なものは何か。中間支援の実体験を基に提言した1冊。
発売日:2018年12月25日
著者/編集:風見正三 佐々木秀之 桃生和成 高橋結 佐藤加奈絵 小林奨 齋藤弘紀
出版社:創成社
ISBNコード:9784794431943
価格:2,160円(税込)

 


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